神様のボート。
2007-02-23(Fri)
神様のボート

昔“骨ごと溶けるような恋”をした葉子。その結果、発生した娘・草子。
「必ず葉子を探してみせる」と言い残したあの人を待ち続けるため、
神様のボートに乗った母娘。
二人は引越しを繰り返していく。
母の静かなる狂気と娘の成長を追って旅は続く。

昔“骨ごと溶けるような恋”をした葉子。その結果、発生した娘・草子。
「必ず葉子を探してみせる」と言い残したあの人を待ち続けるため、
神様のボートに乗った母娘。
二人は引越しを繰り返していく。
母の静かなる狂気と娘の成長を追って旅は続く。
今回は伊坂作品の合間に読んだ江國作品。
割と新しい作品みたいですねー。
やっぱり江國さんの文章は好きだな。
何て言えば良いのか…水に触れてる感じがする(*´ー`)
十数年間も愛する人を待つ為に引越しを繰り返す母娘。
愛する人のいない場所に馴染むわけにはいかない。
どうして引越しを繰り返すのか、と尋ねる草子に、
「神様のボート」に乗ってしまったから…と答える母。
静かな狂気の始まり。
作品全体に静かな、でも確かな狂気が広がる。
母親・葉子と、娘・草子、2人の視点から話が進んでいて、
一つの場面でも2人の思いや考えがキチンと描かれています。
草子が成長し、葉子の狂気に少しずつ気付いていく姿なんかも、
分かりやすく書いてあります。
恐怖とかじゃないんだけど…。
水面下で静々と進む儚そうな狂気が何とも言えなく切ないです。
でも最後は結局どうなったのかなー(-`ω´-;)
ちょっと歯切れの悪い終わり方な気がする。
読者が判断するようにしてあるのかなぁ…。
最近、切ない系の本に出会うことが多いなーー(*´д`)=з
文庫本は読みやすくて良いなー☆
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割と新しい作品みたいですねー。
やっぱり江國さんの文章は好きだな。
何て言えば良いのか…水に触れてる感じがする(*´ー`)
十数年間も愛する人を待つ為に引越しを繰り返す母娘。
愛する人のいない場所に馴染むわけにはいかない。
どうして引越しを繰り返すのか、と尋ねる草子に、
「神様のボート」に乗ってしまったから…と答える母。
静かな狂気の始まり。
作品全体に静かな、でも確かな狂気が広がる。
母親・葉子と、娘・草子、2人の視点から話が進んでいて、
一つの場面でも2人の思いや考えがキチンと描かれています。
草子が成長し、葉子の狂気に少しずつ気付いていく姿なんかも、
分かりやすく書いてあります。
恐怖とかじゃないんだけど…。
水面下で静々と進む儚そうな狂気が何とも言えなく切ないです。
でも最後は結局どうなったのかなー(-`ω´-;)
ちょっと歯切れの悪い終わり方な気がする。
読者が判断するようにしてあるのかなぁ…。
最近、切ない系の本に出会うことが多いなーー(*´д`)=з
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