絡新婦の理。
2007-02-11(Sun)
絡新婦の理 (講談社ノベルス)
京極夏彦氏の京極堂シリーズ。
第5作目になる「絡新婦の理 (じょろうぐものことわり)」です☆
作品を追うごとに分厚くなってくる、このシリーズ。
前作は厚さ4.5cm。
そして、今作は…5.5cm!
記録更新であります(`・ε´-ゞ)⌒☆
見開き4段に分かれるので読んでも読んでも進まない…。
まるで蟻地獄のようなのですが(笑)毎度言いますように、
ラストで伏線が全て組み合わさる所がクセになります♪
「あなたが蜘蛛だったのですね」
桜吹雪の中。
墓石の前で黒衣の男とさくら色の着物の女が向かい合っている。
------
話はとある宿から目を潰されている女性の死体発見から始まる。
その手口から警察は数ヶ月前から世間を騒がせている、
目潰し犯の犯行だと断定するが刑事・木場は疑問を抱く。
京極夏彦氏の京極堂シリーズ。
第5作目になる「絡新婦の理 (じょろうぐものことわり)」です☆
作品を追うごとに分厚くなってくる、このシリーズ。
前作は厚さ4.5cm。
そして、今作は…5.5cm!
記録更新であります(`・ε´-ゞ)⌒☆
見開き4段に分かれるので読んでも読んでも進まない…。
まるで蟻地獄のようなのですが(笑)毎度言いますように、
ラストで伏線が全て組み合わさる所がクセになります♪
「あなたが蜘蛛だったのですね」
桜吹雪の中。
墓石の前で黒衣の男とさくら色の着物の女が向かい合っている。
------
話はとある宿から目を潰されている女性の死体発見から始まる。
その手口から警察は数ヶ月前から世間を騒がせている、
目潰し犯の犯行だと断定するが刑事・木場は疑問を抱く。
さて、今回のキーワードになる「理」。
「理(ことわり)」とはどう言った意味なのでしょうか。
①もっともな事。道理。条理。
②理由。わけ。
③理論。理屈。
④格式・礼儀にかなっていること。(goo辞書より抜粋)
世の中には色々な理がありますね。
己の「理」、他人の「理」、男の「理」、女の「理」。
そして、過去の「理」、現在の「理」等々。
人間はその色々な「理」によって行動をしているわけです。
人間だけではなく命あるもの全てには「理」があるはず。
そして、人それぞれにも違う「理」があるはずです。
話は自分で行動してるはずが絡新婦の理に沿って行動してしまった、
そんな人たちの哀しい話です。
毎回、宗教的な話は出てきますが、
今回は仏教よりもキリスト教の話の方が多いですね~。
途中で違う宗教の話も出るのでついて行くので必死です~('A` ;)
相変わらず登場人物が多く、更に伏線も多いのですが、
その多さが更に更にまた話を面白くしてるように思います。
大体の作品って伏線が多くなって行くごとに面倒で…(笑)
もう次はいいかなって気持ちになっちゃうのですが。
この人の作品はどうしてこう麻薬的な効果あるのか(;´Д`)ノ
どうしても読んじゃうんですよねぇ。。。
前作がお寺で僧ばかり出て来ていたせいもあるかもしれませんが、
儚く美しい情景がきれいに描かれていますよ☆
京極堂の憑き物落としも素晴らしいです。
基本的な登場人物は変わりませんが、
釣り堀屋・伊佐間、刑事・木場の登場が多いかな。
今回関口君は出てこないのかと思いました(笑)(\'∀`;)
私的には2作目の「魍魎の匣」に続いて、この作品が好き♪
でも読む方は是非1作目から(笑)
登場人物はずーっと続いていますので…^^;
次の作品は2冊に分かれています(゚∀゚;)
5.5cmが2冊だったらどうしよう(笑)
シリーズ1作目レビューは⇒「姑獲鳥の夏」
2作目は⇒「魍魎の匣」
3作目は⇒「狂骨の夢」
4作目は⇒「鉄鼠の檻」
外出先には絶対持っていけません。重いから(笑)
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「理(ことわり)」とはどう言った意味なのでしょうか。
①もっともな事。道理。条理。
②理由。わけ。
③理論。理屈。
④格式・礼儀にかなっていること。(goo辞書より抜粋)
世の中には色々な理がありますね。
己の「理」、他人の「理」、男の「理」、女の「理」。
そして、過去の「理」、現在の「理」等々。
人間はその色々な「理」によって行動をしているわけです。
人間だけではなく命あるもの全てには「理」があるはず。
そして、人それぞれにも違う「理」があるはずです。
話は自分で行動してるはずが絡新婦の理に沿って行動してしまった、
そんな人たちの哀しい話です。
毎回、宗教的な話は出てきますが、
今回は仏教よりもキリスト教の話の方が多いですね~。
途中で違う宗教の話も出るのでついて行くので必死です~('A` ;)
相変わらず登場人物が多く、更に伏線も多いのですが、
その多さが更に更にまた話を面白くしてるように思います。
大体の作品って伏線が多くなって行くごとに面倒で…(笑)
もう次はいいかなって気持ちになっちゃうのですが。
この人の作品はどうしてこう麻薬的な効果あるのか(;´Д`)ノ
どうしても読んじゃうんですよねぇ。。。
前作がお寺で僧ばかり出て来ていたせいもあるかもしれませんが、
儚く美しい情景がきれいに描かれていますよ☆
京極堂の憑き物落としも素晴らしいです。
基本的な登場人物は変わりませんが、
釣り堀屋・伊佐間、刑事・木場の登場が多いかな。
今回関口君は出てこないのかと思いました(笑)(\'∀`;)
私的には2作目の「魍魎の匣」に続いて、この作品が好き♪
でも読む方は是非1作目から(笑)
登場人物はずーっと続いていますので…^^;
次の作品は2冊に分かれています(゚∀゚;)
5.5cmが2冊だったらどうしよう(笑)
シリーズ1作目レビューは⇒「姑獲鳥の夏」
2作目は⇒「魍魎の匣」
3作目は⇒「狂骨の夢」
4作目は⇒「鉄鼠の檻」
外出先には絶対持っていけません。重いから(笑)
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